現在、ミャンマーの北部や西部に洪水被害で犠牲者がたくさん出ています。
7月26日ベンガル湾で発生した台風の影響でミャンマー北部に集中的な豪雨になり、洪水被害を受けています。
洪水は先月28日から発生したのですが、政府の対応が遅く、正式的にメディアで報道もされなかったのです。
しかし、ミャンマーではSNSがある程度広く使われているので、SNS上に投稿された写真や記事などから情報が広がりました。
現在、被害が大きいのはサカイン管区、マグエ管区、チン州とラカイン州です。
川に近いところの村では、村全体が水没されていることもあります。山のところでは地すべりが発生し住宅などが崩れました。
ヤンゴンにはあまり影響がないです。
ヤンゴンでは至る所に芸能人をはじめ、大学生や若者が団体で募金活動をしています。
目標の金額が集まった団体から、日用生活品、食料、飲料などをトラックに載せて、ヤンゴンを出ていく姿もよく見かけます。
以下は7月末にSNS上で投稿されていた写真と8月3日の被害状況の地図です。