2015年7月26日にベンガル湾で発生した台風コメン(komen)の影響でいまだに洪水被害を受けている地域が残っています。
台風の影響で集中的な豪雨になり、川に近い地域が洪水被害を受けました。
現在、北部では水が所々によって引いてきています。
しかし、北部の水が川を下って南部エヤワディー管区の地域へ洪水被害を与えることも心配されています。
ネピドー、ヤンゴンとマンダレーなど大都市は洪水被害の影響をあまり受けていないです。
今回の洪水被害で88人(8月7日時点)の死亡者が確認されています。
被災地では家を流されたり、家畜が流されたり、農地が泥でおおわれたりなどで被害が大きく、これからの生活の再スタートが厳しいようです。
現在、ミャンマー各地域の支援者から寄付金、食料や衣類などが被災者のもとへ届けられています。
道路が寸断され、車で行けないところへは航空会社の協力を得て空路で支援物資を届けたり、個人がトラックや自家用車を運搬に使わせてくれたり、たくさんの人が協力し合っています。
また、日本をはじめ、中国、インド、シンガポール、タイなどから支援物資が届き、被災地へ運ばれています。
以下の写真はSNS上アップされている写真をシェアーしたものです。